HOMEビジネス あのちゃんの楽曲や「THE FIRST TAKE」の制作も! 博報堂とTBWA共同出資のベンチャーが取り組む“広告”にとどまらないコンテンツ制作スタジオ「DISCO」

あのちゃんの楽曲や「THE FIRST TAKE」の制作も! 博報堂とTBWA共同出資のベンチャーが取り組む“広告”にとどまらないコンテンツ制作スタジオ「DISCO」

Honoka Yamasaki

2024/05/02(最終更新日:2024/05/14)


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2006年に、博報堂と米国の広告会社・TBWAワールドワイドのジョイントベンチャーとして設立された総合広告会社・株式会社TBWA HAKUHODO(以下、TBWA HAKUHODO)。

同社が2019年に設立したコンテンツ制作スタジオ「DISCO」は、クライアントに対して、広告にとどまらず、オリジナルコンテンツや映像の企画から納品までの全工程を社内で制作するインハウススタジオとして活動の幅を広げています。

“DISRUPTION”の実現へ

DISCOには、LAやNYなど世界で活躍した、さまざまな分野(映像・音楽・モーショングラフィックなど)で経験をもつクリエイターが集結。

「既成概念に縛られず、常識を壊し、新しいヴィジョンを見いだす」という“DISRUPTION(創造的破壊)”という哲学のもと、CMやミュージックビデオ、テレビ番組、映画、YouTubeチャンネルなど多岐にわたって制作しています。

これまでには、ダンスヴォーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」が出演した、NHKとの協業による音楽ドキュメンタリー番組「おかえり音楽室」(NHK総合全国放送)、音楽業界の新たな仕組みを作ったYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」、“あのちゃん“ことアーティストanoとコラボレーションしてマクドナルドの働き方の多様性をテーマにした楽曲、ボイスコマンド(音声による操作)式公共トイレ「Hi Toilet」の制作を手掛けてきました。

クリエイターと連携しながら、高いクオリティーとスピードを両立させるコンテンツ制作を行っていくことで、クライアントのビジネス成長に貢献していきたいといいます。

映像ポストプロダクションを拡大

4月からは、「Disruption(創造的破壊)」を反映させたコンテンツ制作により注力していくため、映像ポストプロダクションの領域を拡大。

「コンテンツ部門」を「Disruptionコンテンツ部門」へと改変し、そのリーダーとして深津広孝氏が就任しました。

DISCOのメンバープロフィール

Film Editor 見田 伸夫
LAで映像編集を学び、2013年に東京へと活動拠点を移すと広告業界へ。TVCMを中心に、多くのブランド映像コンテンツを編集。2020年にYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」初の無観客ライブ「THE FIRST TAKE FES」の映像編集を担当。 その他、NHK、UNIQLO、NISSAN、Adidasなどのブランディングに寄与するコンテンツを制作に携わる。近年のTBWA HAKUHODO受賞作のほとんど全てのプロジェクトムービーを制作。

Film Editor 臼杵恵理
2023年にTBWAに入社後、ドラマをはじめ、映画、広告、音楽とさまざまなジャンルの編集を手がける。「今日から俺は!!」「武士スタント選坂くん!」「おかえり音楽室」「ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」などの編集を担当。多くの映画、ドラマなど、映像コンテンツ業界の第一線で活躍するディレクターからも信頼を置かれている。

Motion Designer 住吉清隆
Parsons The New School for Design @Graphic Designを卒業後、TBWA CHIAT DAY NYでキャリアをスタート。数多くのmotion graphicを手掛け、2018年から拠点を東京に移しTBWA HAKUHODOに入社。2019年に映像作家100人Japanese Motion Graphic Creatorsに選出される。2023年には国際的な視聴覚芸術の展覧会Ambient Kyotoにて映像展示。坂本龍一さんをはじめとした日本を代表する音楽家5組の音楽に合わせた映像を制作。

<参照>
TBWA HAKUHODOのコンテンツラボ「DISCO」が映像ポストプロダクション領域を拡大

TBWA HAKUHODOがコンテンツスタジオ「DISCO」を設立

 

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